尿酸値が高い方やそうでない方でも注意したいポイントを簡単にまとめてみました。もっと詳しく知りたい方はリンクを掲載しましたので参考にしてみてください。セルフチェックで自身に合ったアドバイスも紹介されます。リンク→ https://www.n-nyosan.com (なるほど尿酸.com)
また食品や飲料中のプリン体の含有量が閲覧できるサイトリンクも掲載していますので参考にしてみてください。リンク→ 食品・飲料中のプリン体(公益財団法人 痛風・尿酸財団) (2026/5/27記)

ポイント1)エネルギー摂取量を適正にして肥満を解消する
肥満気味の方は、肥満を解消すると尿酸値を下げられる可能性があります。

ポイント2)1日のプリン体摂取量は多くても400mg
「プリン体」や「尿酸」はよく耳にすると思いますが、プリン体は尿酸の原料になります。プリン体の多い料理は注意しましょう。

ポイント3)水分をとって尿路結石を予防する
尿酸値が高いと尿路結石になりやすいので、水分を十分にとって結石をできにくくします。目安は1日2~2.5L(食べ物などからの水分摂取も含む)ですが、甘いソフトドリンクや果物のドリンクは尿酸値を上げる可能性があるので注意しましょう。心臓や腎臓の病気を患っていたり医師から水分摂取量を制限されている場合は、医師の指示に従ってください。

ポイント4)お酒の飲みすぎに注意
アルコールが尿酸値を上げてしまうことは、イメージとして浮かびやすいと思います。種類を問わず飲みすぎずほどほどにしましょう。
参考文献)
・尿酸値が高い方のための4つのポイント 2025年3月 (持田製薬株式会社 株式会社富士薬品)
・公益財団法人 痛風・尿酸財団

湿布薬による光線過敏症に
気をつけましょう(2026/5/26記)
これからの時期は、気温の上昇に伴い半袖や短パンなどを着用し肌を露出する機会も多くなるかと思います。
タイトルにもあるように湿布薬によって日光(紫外線)が当たることで「光線過敏症」を引き起こす可能性があります。
中でも、ケトプロフェン外用剤(鎮痛消炎剤、湿布または塗り薬)は光線過敏症を引き起こす可能性のある薬剤として知られています。
おもな症状としては、「赤くなる」「かゆくなる」「腫れる」「水疱ができる」などです。
そもそもなぜ紫外線によって光線過敏症が引き起こされるのかは、薬の成分そのものが悪いわけではありません。紫外線によって薬の成分(一部の構造)が反応し、それが免疫反応を引き起してしまうためです。
紫外線が当たることによって光線過敏症が引き起こされる可能性があるということは、イラストのように湿布薬を貼っている部分を長袖や長ズボンで覆うことで未然に発症を防ぐことができると言えます。

天候にかかわらず野外の活動を控えることが一番の予防ですが、なかなかそれも困難です。
先ほども述べたように、長袖や長ズボン、時にはサポーターなども活用することが有効です。
暗めの色の衣類を着用したり、薄手の生地を避けることも有効でしょう1)。
どうしても紫外線を避けることが難しい場合は、サンスクリーン剤を使用することをお勧めします。その際は、紫外線吸収剤である「オキシベンゾン」や「オクトクリレン」が配合されていないものを選びましょう。「ノンケミカル」と記載されているものは紫外線吸収剤は含まれていないので参考にしてみてください2)。
湿布薬をたとえ使用していなくても、使わなくなってから約1か月程度は貼っていた部分に薬の成分が残っている可能性が高いので、使用中及び使用後1か月程度は紫外線が当たらないように注意する必要があります3)。
代表例としてケトプロフェン外用剤を挙げていましたが、他の消炎鎮痛剤の湿布薬や塗り薬でも光線過敏症が引き起こされる可能性も少なからずあります。また一部の内服薬によっても服用後1~2か月後に光線過敏症を引き起こすことが多いと言われています。
気になる症状が現れた場合は、医療機関を受診し適切な処置を受けるようにしてください。判断に迷う場合などはご来局した際やお電話にてご相談ください。
参考文献)
1)モーラス®テープL40mg 添付文書
2)久光製薬安全性情報 No.43 2026年4月(光接触皮膚炎を防ぐために)
3)厚生労働省 医薬品・医療機器等安全情報 No.276 2011年1月(ケトプロフェン外用剤による光線過敏症に係る安全対策について)